連隊長殿下は17歳

■プロイセン王国軍親衛驃騎兵第2連隊の名誉連隊長(regimentschefin)パレード礼装(Paradeanzug)をお召しになるプロイセン王女ヴィクトリア・ルイーゼ殿下。

■王女は1909年17歳で同連隊の名誉連隊長に就任してから1913年にハノーファー家に嫁ぎブラウンシュヴァイク=リューネブルク公妃となるまでのおよそ3年のあいだ、テンペルホーフ練兵場での閲兵式や皇帝大演習においてこの制服を着用していました。

■制帽はラッコの毛皮で作られた(1912年にオポッサムの毛皮に規定改正)驃騎兵共通の毛皮帽(Pelzmütze)に親衛驃騎兵第1および第2連隊のみが着用する髑髏徽章、そして側頭部に第2連隊を表す白いKolpakが付けられています。

■上衣はアッティラ(Attila)とその上に羽織るペルツ(Pelz)のふたつで構成され、胸には肋骨服と呼ばれる所以の5本の組紐、襟と袖には連隊長および連隊本部将校を表す2本の銀線が施され、肩章は大佐を表すふたつの星章と所属連隊を示す王冠と”V”の頭文字が飾られています。左肩から右腰に弾薬嚢(Kartuschkasten)をたすきがけにしています。腰には飾帯(Schärpe)を巻き、右腰の裾からは王冠と”Friedrich Wilhelm Rex”の頭文字が施されたSäbeltascheと呼ばれる図嚢を下げています。

■勲章はフリードリヒ・ヴィルヘルムIII世妃を顕彰して制定されプロイセン王家の女性に授与されたルイーゼ勲章と皇帝ヴィルヘルムI世生誕100周年記念章、そしてその下に皇帝ヴィルヘルムII世銀婚式記念章を佩用しています。

■女性用横乗り鞍で騎乗するための巻きスカートには驃騎兵将校を表す銀線が施され、同じくサイドサドル用の握り手がL字型の乗馬鞭を手にしています。

■常勤装(Dienstanzug)はペリースと帽子の飾り羽(haarbusch)を外して着用します。

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